旅先で出会う、魅力的なデザイン
みなさんは何か趣味で集めているものはありますか?
私は集めているものの一つに「旅先で出会うデザイン」があります。
旅先で出会うデザインといっても様々なものがあると思いますが、特に集めているのは、入場チケットやおみやげ品、記念スタンプなどの形として残るものです。
意識的に集め出したのは10年ほど前からで、今では自分なりにファイリングしてコレクションのように眺めるのが楽しみの一つになっています。
今日は、その魅力を少しみなさんに紹介させていただけたらと思います!

入場チケット集めの魅力
入場日をスタンプで印字してくれる場合もあり、記念に取っておく方も多いのではないでしょうか。一度限りの使用になるものですので、入場する際に受け取って満足してしまうものでもありますよね。
しかし、後から見返してみると周年記念の限定デザインになっていたり、大胆にクスッと笑えるコピーが入っていたり、しおりとして利用できるようになっていたりとささやかな発見があります。お城やロープウェイなど全国に点在する施設のチケットは、その違いを比較するのも楽しいです。
また、使われている紙の素材や形は様々ですが、ある程度大きさに統一感があるので、
パラパラめくって見返す楽しさがあるのもチケット集めの魅力です。
お気に入りのチケット
チケットの中でも、肖像写真や展示作品が大きく配置されているインパクトあるデザインのものや、全体から施設の世界観が伝わってくるようなものが特にお気に入りです。

こちらは静岡県伊東市にある伊豆テディベア・ミュージアムさんのチケットです。同施設にはたくさんのテディベアが展示されており、その文化や歴史に触れることができるぬいぐるみの美術館です。
こちらのチケットは、くま耳の形にカットされているのが珍しく、さらに全体にカラーが入っているので手作りのぬいぐるみのような優しい質感が感じられます。サイズは大人からこどもまで手に馴染むミニサイズになっていて、かわいらしい施設の世界観とマッチしているのが魅力的です。

チケットは、施設の顔としての役割もあり、見どころが大胆にデザインされているので、ワクワクさせるデザインになっているものが多いですよね。道中で無くしやすいものでもあるので、受け取った後はしっかりしまうことを心がけています!

おみやげ品集めの魅力
旅行と言えば楽しみの一つに「おみやげ」を買うことがあるのではないでしょうか。
食品や衣類、民芸品など種類は様々ですが、私は限定のキーホルダーやマグネット、置物などが好きでよく買っています。
例えば、蓄光になっていて暗闇で光るキーホルダーや、手書きでペイントされたメモスタンドなどユニークなものがあります。素材も木や陶器、手染めの布など様々で、その土地や施設らしさを質感から感じ取ることができます。
おみやげ品は、立体的なものが多いので、見返すときは重みを感じながらコレクションのファイルのページをめくります。また、種類も様々なので眺めていて飽きないのが魅力です。
お気に入りのおみやげ品
おみやげ品の中でも、その地の風景や名物がミニチュアのように表現されているストラップやマグネットには特に目がないです!その場所を丸ごと持ち帰れるような感じがして思い出の一つになります。

おみやげ品には、洗練されすぎていない大胆さやキュートさがあり、遊び心や手作りの温かみを思い出させてくれる感じがします。どれにしようかと選ぶ楽しさも大きな魅力で、施設ごとに必ず一つは買ってしまいます。

記念スタンプ集めの魅力
趣味として本格的に集めている方や、立ち寄った記念としてパンフレットなどに押す方も多いのではないでしょうか。私も見かけると必ず押しています!
今まで押したものを見返してみると、繊細な線だけでできていて無駄のない美しいものから、味のある手彫り風でレイアウトに自由さがあるものもあります。同じ施設の中でも、可愛らしいキャラクターのものと、文字だけの渋いものとが両方あるなど、好きな方を選べる仕様になっているものもあり面白いです。
スタンプは単色で表現されるものなので、まとめて見ると統一感があります。また、見比べると単色表現としての制限がある中にも様々な工夫やタッチの違いが見て取れて面白いです。
お気に入りの記念スタンプ
線とベタの面をうまく使い分け、建物や人物など繊細なものが上手に表現されているスタンプは何度も眺めてしまいます。

こちらは、山口県萩市にある萩・明倫学舎さんのスタンプです。同施設は、藩校の跡地に建つ、日本最大級の木造校舎を利用した観光施設で、ミュージアムやビジターセンターも設置されています。
こちらのスタンプには、凛とした佇まいの学舎と椿の花がデザインされています。黒ベタの面積を多くとって表現しているので、綺麗なシルエットで押すことができ、仕上がりも美しいです。また、萩・明倫学舎さんは展示や資料が大変充実した施設となっており、その誠実さが表れているスタンプだと感じました。
記念スタンプは流行りに左右されにくく、そのままの姿で残ることが多いものだと思います。そんなスタンプを自分で力を込めて押し、どんな風に押せたかなと眺める瞬間が楽しみの一つです!
旅先で出会う、デザインの魅力
旅先で出会う、形として残るデザインの一番の魅力は、素直なわかりやすさなのではないかと思います。その場所を丸ごと表現しているようなものが多く、見返すとその時の体験や景色を甦らせることができるような気がします。これらを集めて、まとめて眺めるとき、わかりやすさの中に表現の個性が見えてくるのが面白いです!
このことは、パッケージデザインにも通じる部分があると思います。
製品のことをわかりやすく、魅力的に伝えることを大切に、手に取るきっかけになるような提案とはどんなものなのかデザイナーとして日々探求していきたいと思います。
おわりに
趣味の範囲でしたが、少しでもほっこりしていただけたら嬉しいです。
これからも旅先で様々なデザインを集めていきます!
デザイナー O.A
※本文で取り上げさせていただいたチケット及び記念スタンプは許可をいただき掲載しています。